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news2023年10月19日
日本ペット少額短期保険株式会社へAI保険金査定サービスを提供開始しました
アニポスは、日本ペット少額短期保険株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:山崎秀人)へのAI保険金査定サービスを2023年10月1日より提供開始しました。
ペット保険処理業務フローの中で、負担の大きな保険金査定業務をアニポス独自AIがサポートすることで保険会社の大幅な業務効率化を実現します。
既存データを参考に、アニポス独自AIが保険請求処理業務をサポート
「アニポスAI保険金査定サービス(以下:本サービス)」は、これまでに行われた保険金査定業務データ、保険約款、及び各保険会社の保険金査定ルールを、株式会社アニポス(以下:アニポス社)が開発したAIに学習させています。このAIは、保険請求データ、診療明細書内の各診療項目について、保険の適用対象かどうかを判定し、支払われるべき保険金の金額を算出します。このサービスにより、保険会社の保険金査定業務を大幅にサポートします。
日本ペット少額短期保険株式会社の社内の課題が開発のきっかけに
アニポス社と最初にパートナーシップを築いた日本ペット少額短期保険株式会社(以下:日本ペット社)との連携を進めている中で、業務フロー中で従業員が工数的にも精神的にも最も負担を感じていた業務が「保険金査定業務」であることが明らかとなりました。
この課題を解決するため、アニポスの技術力を活かした解決策を模索した結果「アニポスAI保険金査定サービス」の提供に至りました。2023年8月から約2ヶ月のトライアル期間を経て、正式に日本ペット社へのサービス導入が決定しました。
アニポスの「AI保険金査定サービス」の特長
「アニポスAI保険金査定サービス」の導入により、従来よりも短時間で、多くの保険金査定業務を高い精度で実施することが可能となります。
この結果、ペット保険の請求を行うペットオーナーは、より迅速に保険金を受け取ることができるようになります。これにより、ペットオーナーはより安心してペット保険を利用することができるようになります。
- アニポスAI保険金査定サービス導入済み企業
- 日本ペット少額短期保険株式会社
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
アニポスのAI活用への取り組み
アニポスでは、ペット保険の請求手続きの簡略化のための請求明細書データ化(AI-OCR)や、保険会社向けの業務効率化・自動化を目的として、サービス開始当初からAIの活用を中心に課題解決に努めてきました。
今後も、ジェネレーティブAIの台頭をはじめとする様々な技術を適切に取り入れつつ、アニポスのミッションである「技術力でペットとペットオーナーの幸福度を向上させる」に向けての取り組みを継続してまいります。
日本ペット少額短期保険株式会社 代表取締役社長 山崎秀人氏のコメント
ペット保険は他の保険商品と比べて保険金請求の回数が多く、また診療明細書の各項目ごとに査定判断が必要とされるため、AI査定との相性が非常に良いと考えています。AI査定の導入により、保険金支払査定の精度及びスピードが向上し、よりお客様にご満足いただける保険となることを期待しています。